「南部縦貫鉄道」
ソレはかつて青森にあった私鉄。野辺地と七戸を結んでいた、レールバスが走った鐵路。
その七戸駅が、廃止となってから22年の今も現存しています。
雪の回廊を経て、もうひとつ訪ねたかった場所はココでした。
カミさんの実家に帰省する度、乗ってみたいと思っていましたが、願い叶わず・・・
その当時、既に日に5往復と少ない運行でしたので、限られた時間で乗ってみようというのは難しかったです。ちなみにカミさんも、18歳で地元を離れるまでに乗車した回数は、数えるほどだったとか・・・
トタン貼り、安全第一の看板が掛けられた建屋。ココにレールバスが保管されています。
居た・・・
たまらんなぁ、その面持ち。
レールバス2両の他、全部で6両の車両が収蔵されているとのこと・・・
kouは幼い頃に一度、ココを訪ねているかもしれない・・・
とても貴重な鉄道遺構・・・
ソレを往時の自由往来の雰囲気で、開放してくれている事に感謝です。
いずれの設備も老朽化が進んでいるので、訪ねる側もいたわりの気持ちを持って臨みたい。そう感じました。
保存するって、ソレを担う側だけの努力では難しいですから・・・
コノ景観が末永く残ることを、切に願います・・・
さて、例年GWに開催されるレールバスの乗車会が、今年も開催されます。詳しくは下記リンクから入って下さい。
貴重な体験をされてみては、如何でしょう・・・