JUGEMテーマ:写真日記
5月2日
鈴木市政の下、攻めの廃線を掲げ、2019年4月にその役目を終えたJR夕張支線。
街を去る途中、駅舎の残る鹿ノ谷駅に立ち寄った。
ここはかつて夕張鉄道との接続駅で、同鉄道の車両区や保線区などを有し拠点となっていたそう。ソレも45年半世紀近く前の話なので、その面影も感じる事は難しいが・・
多分その当時からあったと思われる、駅前の石造りの倉庫だろうか?よく確認してこなかったけど、その壁面に厳しい風雪を耐え抜いた歴史を感じる。ソコのトラックもまた確実にクラシックカーだ・・
■鹿の谷駅前の建物
跨線橋からの眺め。
■跨線橋から鹿ノ谷駅を眺める
■跨線橋から夕張市街方面を眺める
こちらは夕張市街方面。なるほどこう見ると右手の敷地にかつての鉄道設備の面影を感じる事ができるか・・
訪ねた時は廃線から1年後。レールが残っていたので、観光用のトロッコ列車とか継続利用できないのかとその姿を妄想をしてしまった。しかし先に見える踏切には柵がされ、他の踏切各所も既にレールが撤去され、道路になっていた。現実は確実に事が戻らないように進んでいる。
すべてが静かに朽ち始めている。やがて僅かな痕跡だけが残り、全てが過去のモノとなる・・
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS+X-T30