JUGEMテーマ:写真日記
X-T2・・
FUJIFILMのカメラは写真を撮るという作法に、実に応えてくれる。
とても使いやすい。
ISO・SS・露出補正・ドライブモード・AEモード・フォーカスモードと、
これらが専用ポジションのダイヤルやレバーでカメラ上に配置されている。
カメラを操る、写真を撮る。その所作に慣れている者には、これが至極快適。
T2のAF。
モード設定をALLにしておくと、ジョイスティックを1押し→リアダイヤルを回す→
スモールターゲットからゾーン・オールとシームレスにAFエリアを設定できる。
コレにAF-S/Cをレバーでちょいと決めれば、静物撮るのか動体追うのか設定完了。
さて、 7M3 はどうか?
もちろん、上記の全てを設定することは可能。
ただ、いずれもユーザー自身で事前に仕込みを行わないと、かなり使いにくと感じる。
アナログのX。デジタルのα 的な・・
AFは6種のフォーカスエリアに5種のモードを組み合わせるカタチ。
多様性アリのようで、エリアをシームレスに行き来は不可。
オリと同じで仕込みが物を言う、そんなカメラです。
そしてそのオペレーションが、オリに負けじ劣らず難解。
直感的に使えない。日本語がナニソレ?
試すには項目が多くて、時間掛かります。
ニコキャノからの 7M3 へ移民が多数いるようですが、コレでは初ミラーレスで
使えないとぼやく人続出でしょうね。
元々、ミラーレス機は写真の撮れるパソコンみたいな、設定の自由度が高いカメラですから・・
でも、道案内が適切でないと迷子が増えてしまいます。
ちなみに、僕はT2の使用感に近づけるべくフォーカスエリア/モードをC1・C2へ割付から
カスタマイズを始めています。
ISOとドライブはコントロールホイールにデフォルトで割付されているので、
とりあずこの辺をメニュー階層から引っ張り上げて、物理ボタンで触れるだけで
十分使いやすくなりました。
でも、もう少し追い込もうとすると、面倒な事になってきます。
それは、また次回・・
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS + a7III