さて、まとめをしておこうと思います。
EF50mm F1.8 STMは撒き餌レンズと称される安価なレンズですが、その素直な出画は一目置ける存在と、僕は感じています。
実際26MPのXマウントと併せたときは、その解像感と階調表現に驚きました。
7M3の時も、その感触は同等。DxO PR4を使ってリメイクした画は解像感がアップデートして、今でも十分な表現力と感じました。
なので、僕的にはこのレンズってリファレンスのポジでもあります。
ここで、ちょっとした比較。
上段が7M3、下段がT5です。
7M3
T5
7M3
T5
7M3
T5
7M3
T5
7M3
T5
7M3
T5
ひとつのレンズを違うメーカーのボディで使う。ソコから見える其々の個性。僕的には中々興味深い結果となりました。
7M3やT30・S10では好印象のレンズだったので、T5で更なるサプライズを得られるかと期待していたのですが、思惑とは違う結果となりました。
恐らくT5はハイスペックのレンズを併せないと、満足度の高い撮影体験が得られないということなのでしょう。
まぁ、ソレが至極真っ当といえばその通り。仕上げて来ています。FUJIFILMもそうアナウンスしていますしね。
ただ、T5の超狭小ピッチ高画素センサーの階調表現に、僕は少し疑問を感じています。実はあまり余裕がないんじゃないかと・・・
Xマウントは26MPか精々33MPくらいの画素数で、AFのアルゴリズムを磨いて、フィルムシミュレーションで出来を楽しむ。ソレ位で良かったのではと思う、今日この頃です。
EF50mm F/1.8 STM + K&F CONCEPT EF-FX AF + X-T5