先日のKDDIの大規模通信障害を契機に、iPhone SE2で日本通信SIMとpovo 2.0を使って、通信回線の冗長化をしました。
日本通信はdocomo回線のMVNO。iPhone SE2のSIMフリー版を購入した際から使っています。
合理的〇〇といういくつかのプランを展開していて、docomo回線で通話かけ放題プランのあるMVNO。料金体系がシンプルで明朗会計なところに惹かれて、使っています。
povo 2.0はKDDI直系のロープライスブランド。基本料0円が魅力ですが、主回線として使うには、欲しいサービスを都度トッピングする必要があるので、ソコが面倒な感じ。
現在は回線を持つだけなら初期費用が掛からず、国内通話も22円/30秒なので、サブ回線として忍ばせておくには良いかと判断しました。
さて、導入ですが、僕とカミさんのiPhone SE2でそれぞれ違うセットアップをしました。
■僕のiPhone SE2
日本通信SIMの物理SIMをeSIMに変更。物理SIMをpovo 2.0に置き換える。
手順的には・・・
①申請時にEIDの表記を求められる。
②APNプロファイルの再インストールが必要。
■カミさんのiPhone SE2
日本通信SIMの物理SIMはそのまま、eSIMにpovo 2.0を設定する。
③povo2.0は端末に専用アプリをDLして、そこから手続きを行う。個人認証が完了すると程なく開通手続きが可能。
④開通手続きにはSM-DP+アドレスのコピペが必要。他の端末を用意してQRコード読み取りをしたほうが、早くて確実。
面倒なことしていますね・・・
コレは深い意図やネタのためではなくて、主回線は内蔵eSIMの方が良いかなという軽い判断でしてしまった結果。どちらが主複でも構わないので、eSIMにサブのpovo 2.0を設定したほうが、早くて物理SIMの配送という手間も掛からず良かったです。
初めてのeSIM導入作業。サイトの説明どおりに手順を間違えなければ簡単。
コレでSIMの構成が違う2パターンのセットアップが完了。いずれのiPhone SE2も主回線日本通信SIM。副回線がpovo2.0で冗長化出来ました。
副回線を使う状況が発生しないことを望みますが、povo2.0は180日間トッピングを行わないと、使用停止になる規約があります。完全無料でサブ回線保持とは行かず、たまに何らかのお布施が必要と言うことです。平和な状態が続くと、気がついたら使えない事態になりかねないので、注意が必要です。
ソレでも、随分と安価に有事への備えが出来ました。設定できるスマホの条件が揃っている方は検討してみてはいかがでしょうか?
待つより、自らまず行動が大事・・・