JUGEMテーマ:写真日記
何かとユーザーフレンドリーでは無い、アイドリングストップ機構。
コレをキャンセルしてやりました。
アイドリングストップをキャンセルする条件のひとつに、ボンネットが開いた状態がありまして、ソレを監視しているのが、トランクオープナーに付いているマイクロスイッチ。
ボンネットフードを開けると、このスイッチがメイクしてECUは「今ボンネット開いているね!
ならエンジンの停止と再始動はECUからはしないよ」と判断する訳です。これは安全を考慮したプログラム。単純だけど実に効果的。
ダイハツ系ほか、多くのクルマが同様の機能を有しているようですが、ROOMYで実践している人が中々見つからない。それもそのはず、細工をしたいコネクターがフロントグリル裏の何とも手の届きにくいところに固定されていて、作業を円滑に行うにはバンパー毎外してアクセスする他なさそう。
コレだけのためにそんな大事はしていられないので、マイクロスイッチとジョイントコネクター間の20cm程のハーネス2本をエレクトロタップで挟んで細工終了。コレでアイドリングストップから開放されました。
■Fig01
バンパーを止めているピン6本を外して手前に引くと、
前から見てセンターから右手寄りにジョイントコネク
ターがあります。真ん中左手に見えている赤と青の線
がマイクロスイッチから来ているものです。コレをエ
レクトロタップで結線します。
■Fig02
エレクトロタップは03sq-0.5sq対応の小型のモノが
良いです。エレクトロタップは、ケーブル取り出し側
の蓋を、ニッパ−で切飛ばしましょう。両側中間結線
とします。
■Fig03
間なしのいきなり完成形。この後防水処理をして終了。
ビニテを巻くのが手っ取り早いですが、場所が作業し
にくいので、小物用の厚手のビニール袋を切って処置
箇所に巻いて両側を100のインシュロックで縛る程度
でも十分です。
細工後テスト走行をしましたが、目論見通りエンジン止まりません。警告等も発せられませんし、何よりインパネ内のアイスト停止中のランプが、点かずにキャンセルが機能しているって、殊の外快適です。
ただし僕のやり方は、メーカー保証に楯突く方法なので、真似をする方はくれぐれも自己責任で・・
でも一番カンタンで確実な方法です。