M1 Mac miniでHi-Res。
その時導入したDACのD10s。ひと月ほど前に石(オペアンプ)を交換して、さらなる良質音場に浸っております。
オペアンプはBurr-Brown社製 OPA627AUが神格化され、ここに帰結するという方も多いようです。ただこの石、中々お高い。そしてプレミアモノ故か、偽物が流通していて注意が必要ということで様子見。
その中で、買うならコレでしょうか・・・
僕はJRCで探してみたいと考えていたので、MUSESシリーズの8920Dを選んでみました。
秋月で@480円。オペアンプの中ではエントリークラスの価格ですが、その分気負わず試すことができるかと・・・
さて、その感想ですが、そりゃもう標準品より明らかに良い。
D10sのデフォルトでは、ミュージックのEQで中低域を下げないと聞き疲れする音でしたが、この石はその帯域を含めフラットに近い聴感となり、EQ設定は不要になりました。
平凡な味付け。一見つまらない印象ですが、音場定位がさらに明確になり聴いていて楽しい。聞き疲れしない。そしてカカクヤスク。いい感じです。
その実装作業は簡単です。
前後パネル面のネジを外してカバーを開ける。ネジは表示面側が2.5 CN面が2.0のヘックスなので2種必要。僕はフラットケーブルを外してCN面をフリーにしましたが、その作業は省略してもカバーを開ける事は可能です。
ただし、カバーのつなぎ目にバーコードシールが貼ってあるのですが、コレ一度剥がすと再度貼れないワランティシールの様なので、注意が必要です。
デフォ実装品は TIのLME49720 NA でした。
8P程度のIC交換なら、細いマイナスドライバーを用いて外すことが可能。
JRC MUSES 8920 ハイエンド・オーディオ機器用オペアンプ。
www.nisshinbo-microdevices.co.jp
プロ用ミキサーの中に居たりします。
石にある丸印をこの向きに合わせて、差し込みます。
コレで更に至福の高みへ行くことが出来ます。
実はもうひとつ石を買ってあります。それは少し基盤組み立てが必要。もう少し今の石を楽しんでから交換してみたいと考えています。