311を経て古い町並みが残る石巻。しかしここでも津波は容赦なく猛威を振るっていました・・・
たい平師匠の文筆と絵が記された、このシャッター。
この前を通りかかった時は、石巻とたい平師匠の繋がりを知らなかったのですが、たい平師匠は311の復興支援に石巻に通っていたそうで、その時の馴染のお店がここ「銀玊水」
お店は2023年2月に閉店。その年の8月に閉店を惜しみ、諸々の感謝の気持ちを記された模様。
たい平師匠の直筆・・・
さて、僕の野生の勘が働いたエリアに入ってきました。ただ、昼間の歓楽街は舞台裏を覗いているようなもので、闇に隠され薄明かりに浮かぶ、ソレが大事・・・
その一角に、朽ちたバイクが鎮座していました。
壊れて錆が進んだハーレー。
恐らく311を乗り越え、いまここにあるのだと推察します。このままココで静かに朽ちていく姿も、良いと思います。僕的震災遺構指定です・・・
掠れた屋号文字がいい塩梅。
ココにも色々と「ちゃきん」というお菓子の物語がありました。
あんこを小麦を焼いた皮で包んだ、素朴なご当地菓子「ちゃきん」 311被災後、2014年に旧梶谷製あん所に間借りして再営業をされていた模様。
その後2022年に閉店してしまったのですが、お店の味を引き継ぎソレは復活。
現在はコチラでその味を楽しめるようです。
日・月・火はお休み。10時から14時営業と、中々タイトですが一度味わってみたいです。
さて、気づけば階段手前の廃墟ホテルの裏手に来ました。このルート歩けば楽だった。でも、ラクすれば見てきた風景には出会えなかった・・・
続きます・・・
smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WR+K-1Mk2