キカイダーに
ハカイダー。
彼らに石巻で会えるとは、思いもしなかった・・・
「人造人間キカイダー」石ノ森章太郎原作。
小学一年生の頃の僕に、大きな衝撃を与えた特撮ヒーロー物。キカイダーの電子回路が見えてしまうその出で立ちが、斬新でカッコ良すぎでした。ハカイダーに至ってはミソが・・・
その頃学校からの帰り道に、壊れたテレビが捨てられていたのですが、垣間見えた基盤とキカイダーのソレが似ている感じがして、ソコから取り外せる部品を持ち帰り、ソレをボール紙にセロテープで貼り付けて、さらに身にまとうという謎な変身ごっこしていました・・・
なるほど、石巻は石ノ森章太郎で町興しをしていましたね。キカイダーにハカイダー。その他にも街の各所で石ノ森ワールドが展開されていました。
氏は石巻出身ではありません。内陸の登米市出身です。氏が石巻の町おこしに共感したのは、石巻の映画館通いがきっかけだったようです。
氏は中高生の頃、映画を観たいがために、石巻までの道のりを3時間ほどかけて通っていたそうです。当時の道路事情から、その距離を自転車で走ることは相当な情熱があったのではと推測されます。
その石巻での映画体験が氏の漫画家としての礎となり、氏は石巻を第二の故郷と呼んでいたそうです。
実は僕も中学生の頃に母の実家帰省中に一度だけ、一人でぶらり列車を乗り継ぎ映画を見に出かけた記憶があります。
見たのは「復活の日」
僕がここで映画を見たのが1980年の夏。町興しの話しが始まったのが15年後の1995年。あの頃はまだ何の片鱗もなかったのですが、カタチとなり今も継承されている。素敵なことです・・・
その街中をキックボードで走り抜ける人。話題の電動ではなくパッシブタイプでしたが・・・
続きます・・・
HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited+K-1Mk2