EF-S 24mm F2.8 STMの中古を入手した。(以下s2428と呼ばせてもらう)
コレまで光学的優位性に期待をしてフルサイズのEFレンズを選んできた。
光学的な優位性は正直微妙かもしれないが、価格と画角の優位性には期待が持てそうだ。
初撮りは、いつものように自室の小物から。そういえば広角って寄れるんだった。
いきなり望遠で引き寄せるのとは違う面白さに、早くも気づいてしまう。
翌日、役所までの散歩にs2428とX-T30を帯同させた。選挙の期日前投票の時だ・・・
いつものことだが、掲載している写真はRAW現像をして自分色に整えている。そのため、どの写真も機材レビューにはならない。
以下の、空に向けて見上げた写真も、ストックのままでは各種収差や周辺減光が出ているが、それらはLightroomでの補正作業で収めている。
5018が標準の撒き餌なら、s2428は広角の撒き餌だ。撒き餌でこの味わいは正直ずるいと思う。F値は開放2.8と単焦点としては控えめな部類だが、寄りで撮ればボケも十分期待出来る。
s2428もX-T30も手振れ補正機能は持っていない。そこはSSを高速にしておけば、特に案ずることはない。
AFはプリAFを入れておいたほうがストレスは軽減される。精度自体は概ね問題ないので、結果の出画に対して「撒き餌だから」という枕詞は不要だ。
24mmは広角域だが、APS-Cではそれ程パースペクティブ感は得られない。
「お知らせ」の先にある枝も画角に入れたいと思ったが、それは叶わなかった。
そこは18-55あたりのズームなら可能だったかもしれないし、街歩きにはやはり便利だ。
程よい広さと寄りへの期待。
春待ち枯桜。
近年大胆に手入れをされてしまい、その容姿がやや控えめになってしまった。
僕的新画角。
なんでもかんでも撮りたくなってしまう。
アレとか、
コレとか・・・
太陽を入れて逆光耐性を試してみたり。
前を行くカミさんにサッとレンズを向けて、GR的な速写ストリートスナップを試してみたり。
そんなことをしながら、散歩は進む。
梅の木に来ていたメジロを、何とか捉えた一枚。広角では厳しい距離感で、かなりトリミングしている。
19年前に出来たタワマン。
その当時「なんでここにタワマン?」と思ったけど、今もその気持は変わらない。
保育園園庭にあったコンロの遊具。
子供はこういうものが大好きだ。オトナの真似ごとが楽しいのだろう。それをフェンスの網目越しに、フォーカスターゲット最小で撮ってみた。ピントはきちんと来ている。
晴れていて、ほどよく雲も出ていた。
川面に現れた水鏡に表情があり、とても綺麗だった。
こちらも水鏡のようで、実はリアルなカラスを追っていた一枚。
s2428のAFはまったりだが、X-T30との組み合わせでは、多くを望まなければ動体撮影も可能だと感じている。
s2428での撮影が楽しくなり、すっかり本来の目的を忘れてしまいそうだった。
このあと役所で期日前投票を済ませ、散歩で消費したカロリーをミスドで補完して帰路についた。
補完しちゃったんでね、帰りも歩いたさ・・・
帰宅してRAWデータを現像しながら思ったこと。
「またマキエにやられているな」
それも今回はAPS-C用レンズだ。
「光学的優位性は微妙かもしれない」と語っていたことは、すでに頭の片隅にも残っていなかった。
画角と価格の優位性。
それだけで、ここまで気持ちよく撮れてしまう。
「これだけ写れば十分じゃないか?」
そんな言葉が、自然と浮かぶ。
この近辺の焦点距離は、これまでズームでしか使ってこなかった。
単焦点は標準から中望遠域が好みだと、自分で勝手に線を引き、食わず嫌いをしていた。
でも今日の散歩で、その線はあっさり消えた。
程よく広く、思ったより寄れる。
被写体との距離が、いつもより少しだけ近く感じられる。
だからだろうか、歩きながら、つい何度も足を止めてしまった。
この領域、どうやら「使える」どころじゃない。
かなり、面白い。
iPhone SE2
EF-S24mm F/2.8 STM + K&F CONCEPT EF-FX AF + X-T30






















