5年前の5月1日。
2ヶ月半ほどの北海道サーカスも4月29日で終了。冬の北海道各所で仕事をしながら滞在出来たことは、とても貴重な体験。
通常なら、その翌日には帰路に付くのだが、この時はコロナ禍で航空機の減便が始まってしまい、少し先じゃないと便の確保ができない状態だった。
国発動の緊急事態宣言も出て、仕事もしばらくキャンセルとなり、急いで帰る必要もなかった。そして宿も更にディスカウントの1泊2,000円だったので、帰路便の頃合いを見ながら、数日滞在することにした。
さて、この日はヨドバシカメラに18−55のレンズキャップを受け取りに出かけた。北見からのドライブ旅の時に、LEVORGの車内に置き忘れてきた模様。気がつくのが遅れてレンタカー事務所に問い合わせするも、見当たらないとのこと。仕方なくヨドバシカメラに注文を入れていた。
この頃量販店などは、休業や入店規制が厳しくなっていて、ヨドバシも事前に在庫の確認をしてから、日時指定で受取という面倒なことになっていた。感染拡大阻止。この命題を旗印に、日本がおかしくなっていた。しかし思い返すと、あの異常なまでの騒ぎ方はなんだったんだろうね・・・
あれから5年が過ぎたが、この写真に収まる方々は皆健やかにお過ごしだろうか?
このM101号電車は、翌年10月に引退した。
御年64歳のこの車両は、現在札幌市交通資料館で保存されている・・・
大通り公園のさくらは、咲き始めだった。この辺の景観は、今も変わらないのだろうか・・・
続く・・・
XF35mmF1.4R + X-T30