僕的・撮りフェス In 室蘭・・・
2020年、仕事で室蘭に滞在していた時に撮った写真を並べていく。その5回目。
今年のフェス本編、参加者の方々の力作は、こちらからどうぞ・・・
さて、今回も3月15日の写真ですが、この日は駅を出てからホテルには戻らず、海に向かってぶらり散歩をしました。
たどり着いた、イタンキ浜(寿町)の風景・・・
イタンキ浜は黒砂の浜辺が広がる風光明媚な景勝地ですが、岬を挟んで分かれていまして、コチラは観光地としては寂れている側。
先の大戦時にあった中国人強制労働者に纏わる悲しい歴史の痕が残る、陰な存在の場所なのかも・・・
夕暮れ時を迎え、雪が舞いはじめました。
舞い落ちる雪に向けて、フラッシュを焚いて撮影。
前出の話をこの写真に絡めると、色々と心象表現できそうな感じもしますね・・・
この夜は、製鉄所から勢いよく煙が上がっていました。
少し左にパンすると、煙突から炎も上がっていて、夜景がいつになく少し賑やか・・・
平和経済の元、鐵街として存続する室蘭ですが、戦時下では軍需を支えるために残念な出来事がありました。
ソレを経て今があるという事を、忘れてはいけないと思います。
何かが栄えるには、ソコに闇もあるということです・・・
XF35mmF1.4R + X-T30