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歳取ると、ひとり言増えるよね・・

ストレージ・ケース ・・

 

 

前回のお話、全てがオカルトチックな事もなくて、例えばケースの電源周りに起因するノイズや転送レートの問題など、いくつかの問題が絡みだすと影響が皆無とは言えず、ソレナリに理のある話になります。

ただすいません、今回その辺の検証とデータ取りをしていないので確証とは言えず、あくまでも僕の経験則からのひとり言です・・

 

さて、僕的に十分な結果を得られたストレージ環境ですが、今ひとつスマートでない状況になってしまいました。Music用と納戸用にそれぞれSSDを用意したので、USB-C/Aの各ポートを専有してしまいました。元々ポート数の少ないM1 Mac mini的には由々しき事態。ソコで思い切ってストレージケースを新調することにしました。

今回選んだケースはコレ。

AKiTiO U3.1 Duo 

 

 AKiTiOは一時eGPUのフレームで使ったことのあるブランド。以前のソレと今回のコレも卒のない作り。僕的に好感度高いです。

 

 

2ベイ USB-C接続3.1 Gen2 対応。長期使用を見据えてファン付きなどを考慮してコレにしましたが、さらにレイド構成可能と中々の盛り具合。

コレに2.5インチサイズのストレージをマウントするには、変換フレームが必要。純正オプションが用意されています。

 AKiTiO U3.1 Neutrino Bridge

 

フレーム単体でUSB3.1 Gen2接続できるポートが装備されていますが、今回はカカクヤスクでこちらを選びました。

 ORICO 1125SS

 

一見するとヒートシンク付き合金製と思しき見かけですが実は樹脂製です。各所ネジ位置取り付け精度は問題なく、ケースにもしっかり収まりました。

 ちなみに、これらが無くてもSSDの実装は可能です。ただ宙ぶらりんな位置にコネクターだけで固定されているので、下方向に何か詰め物をすれば安心。

動かさないのあれば、その程度でも十分。何せその前の使い方が放任的な形態でしたから・・・

ただ、美音のためには振動も排除が必要らしいので、しっかり固定が理想かと・・

その辺の判断は各々にお任せします。

さて、今回はそれぞれのSSDを単独で使用。接続ポートの集約が目的なので、レイド構成はしていないです。肝心の速度はこんな感じ・・・

 

Music用1TB Crucial CT1000MX500SSD1

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納戸用480G  Transcend TS480GSSD220S

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ストレージADPと同等の速度。書込みの速度差が大きいのは、個々の性能差という事でしょう。

 

次に、各SSDから4K素材動画を再生しつつ速度計測。 

 

Music用1TB Crucial CT1000MX500SSD1

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納戸用480G  Transcend TS480GSSD220S

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当然速度低下はありますが、この程度で体感上の差異は判らないレベル。

ポートの集約で互いの動作に影響が出るかと心配していましたが、USB3.1 Gen2的にはこの程度は余裕の模様。

コレでしばらくは容量問題は回避できそうです。今後Musicライブラリーが増加した時は現行SSDの2TB化、その先はRAID0に再構成して2ストレージ連携で容量拡張と高速化も可能。ADPを介してM.2仕様にするというのも面白そう。拡張性が高いですね・・

運用的には、PC電源連動でドライブの電源は切れますが、ファンを含めたケース自体はスリープにならないです。ソコまで対応していればパーフェクトでしたが、電源スイッチが装備されているので、作業終了時に手動オフにしています。

ファンは定速回転で風量は40mm角サイズなりの吐出量です。SSDの冷却よりマザーボードの排熱が大事なので、効果は十分期待できると思います。

 さて、今回のケース導入。もう一つ目論見があって、ソレはトラックボール接続不安定の解消。SSD ADPからの不要輻射が原因と思われる前出の問題が未解決でした。

 

 

特にこの一連のデータ移送中は、その状況がひどくて他の作業に支障が出るほど。しかしそれも無事解決しました。今は画面上にカーソルが取り残されることはありません。

 M1Mac mini購入時の初期投資を抑えつつ、ローカルディスクの拡張性は確保したい。その様なニーズにAKiTiO U3.1 Duo はちょうどいい選択です。