JUGEMテーマ:写真日記
某口コミサイトで、かなりの議論となっていた「E-M1・EVFが焼き付く問題」
ビューファーの接眼レンズとEVFの距離、太陽光の入射角度等々、ある一定条件に達すると
生じる障害のようです。
なるほど、理科の実験。虫眼鏡を使って火をおこすというアレですね。
EVFのパネルなんて、ソレこそ熱に弱い素材の塊だろうから、条件が整えば悪い結果となるでしょう。
ただ、カレコレ3年近く使っていますが、僕は経験していない事象です。
もちろん晴天下で1日使用すること多数でした。
その理由は、他の方々と使っているストラップが違うから・・
多分そうだと思います。
僕が近年愛用しているストラップがコレ
この写真だとわかりづらいかもしれませんが、カメラのペンタ部の向きを見ると察しが着くかと・・
このストラップ、通常のモノがカメラのショルダー部にある金具に、D冠等を介して吊るのに対して、
コレはカメラ底部の三脚座のネジ穴に、専用のプラグを付けてカメラを吊るします。
こんな感じ・・
これだと見ての通り、待機時ファインダーは水平に近い位置にあるので、太陽光の入射はほぼ無いです。
思うに、被害に会われた方々の多くが、純正またはそれに準ずる吊り方のストラップを使用されていたのではないかと・・
その場合、レンズの重さでファインダーが上を向いてしまうので、障害が発生する確率が高くなります。
今回の問題、欠陥商品じゃないか、はたまたファインダーシャッターを付けるべき、等々意見する人が散見されますが、
ソコまでメーカーが予防策を講じる必要があるのかどうかというと、僕は必要ないと感じます。
世の中万人が満足するプロダクトなんて存在しません。
平均点で世に出てくるから、ある程度の価格帯に落ち着く訳で、
ソレをどこまでも自分の摂理を押し付けようというのであれば、ソレはもうオーダーメイドしかないです。
過度なメーカーへの要求は、価格上昇を招くだけですし、ソレを企業努力で何とかせい!なんて言ってると
廻り回って自分に返ってきます。
もう経験ずみですよね?
道具を使うのであれば、それ相応の想像と工夫、そして対策も必要。
ミラーレス機を愛する諸兄に、ぜひお薦めしたい逸品です・・