リグだなんだと妄想していた装備も、グッと絞って写真の様な状態。 手持ちを基本として、場面で一脚を使用すると想定。 レンズはSIGMA 30mm F2.8 EX DN。 カメラの設定は、シネライクD・露出優先 MP4・FHD/100M/30p・59.94Hz(記録・画質・システム) 挙式会場が屋外だったので、NDで減光。
披露宴は外光の入る会場で、夜に向けての宴席だったので、絞り優先、ISO AUTO上限は1600に設定。 絞り優先にしたのは、DSLR動画の定石、被写界深度浅めの画を撮りたかったから。 フォーカスはもちろんMFです。
レンズ廻りの黒いリングは、確か水洗トイレ補修用のゴムリング。 コレを30mmのフォーカスリングに巻いてやると、トルクとスピード調節が スムーズで、僕的フォローフォーカス。
そして、LCD VFはTARION社製、TR-V1。 Amazonで7千円程で入手出来るVFですが、必要にして十分。 ベースフレームにマグネットでロックするタイプ。 ココがやや固い感じで、脱着にコツがいりますが、跳ね上げ機構付きで タッチパネル操作をする際など考慮されていて、よく出来ています。
ただ、装着する際に、カメラとベースの間に10mm程のスペーサーを 入れたほうがVFの縦方向の位置合わせが楽になります。 僕はVelbon QRA-3を入れて、いい感じでした。
マイクはRODE VMGO 列席者のコメを撮りたくて用意しましたが、 その用途であればガンマイクの方が良かったかな。 さて、見た目程よい塊感がカッコいいと、越に入っておりましたが、 実際は一脚どころか、LCD VFも外して撮影することがほとんど。 気がつけば、残ったOPはマイクだけ。
事前打ち合わせもナシの出たトコ勝負撮影でしたので、立ち位置や絵面確保的に LCDでフォーカスピーキングでピント合わせをして撮影。 コレが僕には向いていました。
出来はどうかな~といった感じですが、50分少々の素材は確保。 依頼を受けて並行撮影していたカメラマンのハンディカムより 数段上の画質は得ています。
あとは編集でどこまで作品としてレベルアップ出来るかですね・・
動画はおもしろいけど、手数が掛かって凝り性の僕には不向きかもしれません。 だって、凝り出したらコレに没頭してしまいそうで・・
テなわけで、動画は少し距離を置いて向き合いたいと思います。
OM-D E-M1+M.ZD ED75mm f1.8